各メーカーからリリースされているイカメタルロッド。
どれを選んだらよいのかわからない！
迷ったあげく釣具屋さんの言う通りに買ってしまって自分に合わなかったなど後悔される方がとても多いです。
長さや硬さ、材質や軽さなどイカメタルロッドは千差万別。
その中で自分のスタイルにあったイカメタルロッドを選択する必要があります。
イカメタルロッドを選ぶにはコツがあります。
今回はイカメタルロッドの選び方をご紹介します。
この記事を読めば失敗しないイカメタルロッドの選びがわかります。
【イカメタルロッドの選び方その1】アタリがとれるイカメタルロッド！
イカメタルはイカの繊細なアタリをとり掛け合わせる釣りになります。
イカメタルロッドで最も大切な事は繊細なイカのアタリが確実にとれる事です。
おすすめはメタルトップ搭載のイカメタルロッド
イカのアタリを確実にとるためにはロッドの穂先の感度がとても重要です。
穂先にはカーボンソリッドやチューブラーなどの材質がありますが最も高感度な材質はメタルトップと呼ばれる金属穂先になります。
クレイジーオーシャン（オーパデザイン）オーシャンスピア
クレイジーオーシャンからリリースされているオーシャンスピアは形状記憶チタンが採用された高感度モデルです。
ダイワ エメラルダス EX イカメタル
ダイワからリリースされていエメラルダスEXシリーズはSMTスーパーメタルトップが採用されたイカメタルロッドのフラッグシップモデルになります。
【イカメタルロッドの選び方その2】グラス素材のやわらかいロッド！
イカメタルのイカのアタリは非常に小さくスッテやドロッパーに触っては離すを繰り返します。
イカが触った瞬間に合わせを入れてフッキングするわけですが、硬いイカメタルロッドは合わせた瞬間スッテやドロッパーにダイレクトに伝わり過ぎて身切れしたりイカを弾いたりする事があります。
最悪の場合、空合わせした時にイカが驚いて逃げてしまう事もあります。
イカのアタリを確実に乗せるグラス素材のイカメタルロッド
グラス素材を使ったロッドはとても柔らかくアタリを合わせてもワンテンポ遅れて力が伝わりますので身切れやアタリを弾くことが少なくなります。
ブラックバス釣りのトップウォーターゲームでグラスロッドがよく使われるのは魚のバイトをワンテンポ遅らせてフッキングに持ち込むためでイカメタルととても良く似ています。
GEECRACK泥棒竿スパイダー
GEECRACKからリリースされている泥棒竿スパイダーはグラスチューブラーが採用されており、折れにくくしなやかに曲がることが特徴です。イカメタルだけではなくアジングなどマルチに使えるロッドになります。
長めの68とやや短めの603タイプがあり、今年はさらに短くなったモデルも発売予定です。
出典：Kumoyan Instagram
【イカメタルロッドの選び方その3】深場でも操作性に優れアタリが手感度でわかるチューブラー素材のイカメタルロッド！
イカメタルはボトムを攻めることが多い釣りです。
エリアにもよりますが、水深は50～70m前後、時には100m前後のボトムを攻める事があります。
そんな時にあまりにも柔らかいイカメタルロッドだとアクションがスッテやドロッパーに伝わりにくく、かと言って硬いロッドだとイカの乗りが悪くフッキングしても掛かりが浅くバレてしまいます。
深場でも操作性に優れ適度な柔らかさを持つカーボンチューブラーロッド
深場を攻めるときに効果的なイカメタルロッドはカーボンチューブラータイプのロッドがおすすめです。
カーボンチューブラータイプのロッドはアジングロッドによく使われていて手感度でアタリが取れる事でが特徴です。
しかも適度な柔らかさを持っていますので深場を攻める時におすすめのロッドになります。
GEECRACK 極月
GEECRACK（ジークラック）からリリースされている極月は、カーボンチューブラーが採用されており、深場を攻めるイカメタルゲームに適しています。全体的に張りがあり操作性に優れたモデルでイカの繊細なアタリを手感度で感じ取ることができます。
【イカメタルロッドの選び方その4】迷ったらこれ！オールマイティなカーボンソリッド穂先のイカメタルロッド！
これまで３つのタイプのイカメタルロッドを紹介しましたが初心者におすすめするタイプがカーボンソリッド穂先が採用されたイカメタルロッドです。
カーボンソリッド穂先タイプはオールマイティで扱いやすいイカメタルロッド
カーボンソリッドは金属穂先に比べるとやや感度は落ちますがそれでも繊細なイカのアタリをとることができます。
深場のシェイクアクションには向いていませんが、イカメタルの基本アクション、テンションフォールやフリーフォールを得意とするロッドで値段的にも手ごろなのでこれからイカメタルを始める初心者におすすめのイカメタルロッドになります。
クレイジーオーシャン（オーパデザイン）オーシャンウィップ イカメタル
クレイジーオーシャンからリリースされているオーシャンウィップ イカメタルシリーズはこれからイカメタルを始める初心者向きのエントリーもモデルになります。
エントリーモデルでありながら、上位機種に引けを取らずイカのアタリをしっかりととる長めのカーボンソリッドが特徴で、硬さ別に３タイプがリリースされています。
クレイジーオーシャン（オーパデザイン）オーシャンウィップ エキスパートチューンフォールエディション
オーシャンウイップの上位機種でイカメタルのテンションフォールに適したモデルです。スッテを止めた時の安定感が特徴で、スローなイカメタルパターンで効果を発揮します。
ダイワ エメラルダスMXシリーズ
ダイワからリリースされているイカメタルエントリーモデルになります。
繊維と樹脂が均一に分散するカーボンソリッド「メガトップが」採用されており、繊細なイカのバイトをしっかりとキャッチできるイカメタルロッドになります。
【イカメタルロッドの選び方その5】スピニングタイプはあれば便利で時に釣果に差が出ます。
イカメタルはイカの居るタナを探りながら釣りますのでカウンター付きのリールをセットしたベイトタイプのイカメタルロッドが主流です。
しかし船で行うイカメタルは同船者が一斉に同じタナを狙いますのでイカがスレてくることがあります。
スピニングタイプのイカメタルロッドは決めのロッド！
そんな時に少しキャストして船の灯りの明暗部を狙ったり、オモリグで大型のイカをねらえるスピニングタイプのロッドがあれば非常に役に立ちます。
慣れればベイトタイプと同じように船の真下を狙うこともできます。
クレイジーオーシャン（オーパデザイン）オーシャンスピアスピニングモデル
クレイジーオーシャンからリリースされているオーシャンスピアのスピニングモデルになります。
形状記憶チタンが採用されたオーシャンスピアはショートモデルでキャストがしやすく、船の灯りの明暗部や人気のオモリグにも使用可能です。
ダイワ イカメタルロッド エメラルダスMXスピニングモデル
ダイワのイカメタルエメラルダスシリーズのオモリグに適したモデルになります。
ショートロッドでキャストがしやすくオモリグでの操作性に優れたモデルでしっかりとしたパワーも兼ね備えたイカメタルロッドになります。
自分のスタイルにあったイカメタルロットを選ぶ事が最重要
今回はイカメタルロッドの選び方をご紹介させていただきました。
イカメタルロッドは硬い、柔らかい、長い、短いと千差万別です。
最も重要な事は自分のスタイルに合ったイカメタルロッドを選ぶ事です。
間違ってもロッドにスタイルを合わせるのではなく自分にあったイカメタルを選ぶ事をおすすめします。
良く勘違いしがちなのはせっかく買ったロッドなんであれこれとそのロッドに合わそうとして釣り方がぎこちなくなってしまう事です。
私も経験がありますがこうなるとアタリどころか全く釣りになりません。
この記事が皆さんのイカメタルロッド選びに少しでも役に立ててれば幸いです。
最後までお読み頂きありがとうございました。
