遊び心と実力を兼ね備えた釣りブランドGEECRACK(ジークラック)
GEECRACKのイカメタルロッドの代名詞ともいえるモデルが泥棒竿スパイダーです。
日本海のイカメタル船に乗ると必ず目にするロッドと言っても過言ではありません。
今回はそんなジークラックのイカメタルロッド泥棒竿スパイダーをご紹介します。
泥棒竿スパイダー最大の魅力と威力はグラスチューブトップ
泥棒竿スパイダーはグラスチューブトップを採用しています。
近年では高感度のメタルトップやソリッドティップが主流のイカメタルロッドでなぜチューブラートップを採用しているのでしょうか?
そこにはイカを釣る事へ特化したこだわりがあると私は考えています。
グラスチューブトップの泥棒竿スパイダーでイカを乗せる!
グラスチューブトップはグラス素材を使用したチューブラー仕様のロッドになります。
グラスロッドと聞いて思い浮かぶのがトップウォーターゲーム用のバスロッドです。
ヘドンやバサラなどのオールドプラグを使う時の柔らかいロッドですね。
トップウォーターゲームは水面を割ってルアーにアタックするバスを乗せるためにベリーからティップにかけて柔らかいロッドを使う事がセオリーとされています。
私もデストロイヤーのF0を愛用していました。
グラスチューブトップの泥棒竿スパイダーはイカを弾かない
トップウォーターゲームてバスを乗せるとは言い換えるとバスを弾かないことになります。
イカメタルにおいてもスッテにアタックするイカを弾かずにうまく乗せるために必要な素材がグラスチューブトップで最適な仕様だと考えられます。
あくまでも乗せ重視で掛けのイカメタルとはまた違いますが・・・。
最新モデル ジークラック イカメタルロッド 泥棒竿スパイダーB603Lの特徴
2021年に泥棒竿スパイダーの新しいモデルB-603Lが追加されました。今までのモデルとどこが違うのでしょうか?詳しくご紹介します。
泥棒竿スパイダーB610とB603Lのスペック比較
泥棒竿スパイダーB610とB603Lのスペックを比較表にしました。
モデル | 【ベイトモデル】 DORO-B603L | 【ベイトモデル】 DORO-B610SUL |
---|---|---|
スペック | ||
LENGTH | 6ft3in | 6ft10in |
SECTION | 2 | 2 |
WEIGHT | 約130g | 約123g |
PE | 0.4~1.0 | 0.4~0.8 |
METAL-EGI | 8~30号 (30~120g) | 2.5~18号 (10~70g) |
PRICE | ¥32,000- | ¥32,000- |
Color | 赤/青、唐草ピンク、唐草イエロー、墨黒 | ブラックピンク、唐草ピンク、唐草オレンジ、墨黒、ガンメタ |
イカメタルロッド泥棒竿スパイダーB603Lはちょっと短い
泥棒竿スパイダーB603Lは全長6ft3inで従来モデルに比べ7インチ短くなっています。
これにより、穂先が見やすく船上でのとりまわしも格段に良くなっています。
穂先が見やすいということは、それだけアタリがとりやすく、今までとれなかったアタリもとれるようになり、釣果アップにもつながります。
全長は短いですが、グリップエンドはやや長く、脇に挟めるようになっています。
イカメタルロッド泥棒竿スパイダーB603Lはちょっと硬い
泥棒竿スパイダーB603Lのベリーからティップセクションは従来モデルと変わらず非常に柔らかくなっています。
その反面バットセクションは硬くなっていて、全長が短くなった分全体的に少し硬い仕上がりになっています。
イカメタルロッド泥棒竿スパイダーB603Lのトップガイドはちょっと大きめ
泥棒竿スパイダーB603Lのトップガイドは従来モデルのB610に比べて大きくなっています。
これは夏場に多く発生するクラゲがラインに付着してそのまま巻いてきた時のガイド絡みを防ぐためです。
イカメタルロッド泥棒竿スパイダーの使い分け
泥棒竿スパイダーB603Lと従来のB610の使い分けですが、最近はやりの二刀流の使い分けがおすすめです。
深場で重めのスッテを素早く動かすときは603L、スローなフワフワとした誘いでステイが有効なときはB610をチョイスするなどシチュエーションに合わせたイカメタルゲームが楽しめます。
泥棒竿スパイダーはイカメタルだけでなくバチコンやライトジギングにも使えるマルチロッド
泥棒竿スパイダー!ここまでイカメタルロッドとしてご紹介してきましたが、実はイカメタルだけでなくバチコンやライトジギングにも使えるマルチロッドなんです。
最近ではイカメタルとバチコンアジングを同時に行える釣船も増えてきていますので、仕掛けを変えるだけでどちらも狙うことができる嬉しいロッドですね。
イカメタルロッド泥棒竿スパイダーのスピニングモデルやカーボンチューブモデルに期待!
さて、今回はジークラックのイカメタルロッド泥棒竿スパイダーを私なりの見解で深掘りしてみましたがいかがだったでしょうか。
2021年に追加されたB603L、そしてSNSなどによると、泥棒竿スパイダーB603のスピニングモデルやカーボンチューブモデルも開発中とのうれしい情報がUPされています。
出典:GEECRACK instagram
2023年春 泥棒竿【極月】がリリースされました!
そして2023年5月に泥棒竿【極月】がリリースされました。
今までの泥棒竿との最大の違いはカーボンチューブラー仕様になっている事です。
乗せ重視のグラスチューブラーとは真逆の掛け重視のカーボンチューブラー!
イカメタルが楽しくなるおすすめの1本です。
ますます楽しみなジークラックのイカメタルロッド泥棒竿スパイダー、今年のイカメタルも熱くなりそうですね。
当サイトはこれからもコンテンツのタイトル通り皆さんのイカ釣りを応援してまいりますのでよろしくお願いします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それではまた~!
Let’s enjoy Squid fishing!