年々人気が加速しているイカメタル!今年(2024年)のフィッシングショーやキープキャストでもその激熱ぶりが各ブースに表れていました。



そこで今回はこれからイカメタルを始めたい、イカを釣ってみたいと考えている方に向けて、イカメタルの始め方、やり方などをご紹介します。
イカメタルを始めたいけど釣り方が分からない。
タックル(釣竿やリール)、仕掛けはどれを使うの?船に乗りたいけどどうやって乗るの?
この記事を読めばイカメタルの釣り方や仕掛け、タックルや船の乗り方が分かります。
イカメタルは船からケンサキイカやヤリイカなどをライトタックルで狙う釣り!
イカメタルは船からライトタックルでケンサキイカやヤリイカ、スルメイカなどのツツイカ系のイカを狙う釣り方で主に夜間に行います。



タックルは至ってシンプルでイカメタル用ロッドにベイトリール、仕掛けは鉛スッテやドロッパーと呼ばれるルアーを使います。






釣り方は船から照らされたライトに集まるベイトフイッシュを捕食するイカの群れにに鉛スッテやドロッパーと呼ばれるルアーを送り込み、イカがスッテに抱きついた瞬間掛け合わせていく釣り方になります。


イカメタルは山陰・北陸の日本海エリア、南紀・東海の太平洋エリアを中心に楽しめるイカ釣り!
イカメタルは主に福井県を中心とした北陸エリア、三重県~和歌山県の東海・南紀エリアで楽しむことができます。
近年では人気も加速し、九州や東北地方などを含む日本各地で楽しめます。

超シンプル!イカメタルのタックルシステム
イカメタルのロッドやリール、ライン、仕掛け、スッテ&ドロッパーについてご紹介します。
イカメタルのタックル全般
イカメタルの基本タックルは次のようになります。
- イカメタル用ロッド6.5ft前後(代用可能)
- 小型ベイトリール(スピニングリールもあり)
- PEライン・ショックリーダー(フロロカーボンライン)
- 仕掛け(オバマリグ等)
- 鉛スッテ
- 浮きスッテ及びドロッパー

イカメタルのロッド&リール
イカメタルのロッドやリールについてご紹介します。
イカメタルのロッド
イカメタルロッドは6.5ft前後の柔らかくて感度の良いモデルが多く、狙い方や素材による違いがあります。

イカメタルロッドの選び方はこちらからどうぞ



イカメタルのリール
イカメタルで使用するリールは基本的に小型カウンター付きベイトリールになります。

狙い方によっってはスピニングリールも使用します。

イカメタルリールの選び方はこちらからどうぞ


イカメタルのラインシステム
イカメタルに使用するラインはメインのPEラインとショックリーダーになります。
イカメタルのメインライン
イカメタルのメインラインはPEラインで0.4号~0.6号を使用します。
初めての方は0.6号が扱いやすくおすすめです。

カウンター付きベイトリールを使いますが、ラインは長さを把握できる色分けされたタイプを選びましょう。
イカメタルのショックリーダー
イカメタルのショックリーダーはフロロカーボンラインの2号~3号を使用します。
ケンサキイカやスルメイカはくるくると回るローリングアクションをおこしますのでできるだけ丈夫な3号がおすすめです。

イカメタルの仕掛け
イカメタルの仕掛けはスッテやドロッパーの数によって分かれています。
イカメタルの仕掛け 通称オバマリグ
イカメタルの仕掛けは通称オバマリグと呼ばれる2段仕掛けを多く使用します。
2段仕掛けは上に浮きスッテやドロッパーを付け、下に鉛スッテを付けます。
狙い方によっては鉛スッテだけの1段仕掛けやドロッパーやエギを追加する3段仕掛けもあります。

イカメタルのスッテ&ドロッパー
イカメタルのスッテやドロッパーは多種多様なものがあります。詳しくご紹介しましょう。
イカメタルのスッテ
イカメタルのスッテは鉛スッテと呼ばれ、鉛で出来たルアーになります。
イカ釣りは基本的にカエシの無いカンナと呼ばれる針を用いますが、スッテやドロッパーもカンナでイカを掛ける仕様になっています。
スッテは鉛素材が大半ですが、近年はタングステン素材を使ったタイプもあります。
タングステン素材のスッテはシルエットが小さく素早く狙ったタナに送り込むメリットがありますがコストが高いデメリットもあります。

サイズは5号~30号前後までありますが、15号から20号が良く使うサイズになります。
イカメタルの浮きスッテ&ドロッパー
イカメタルの浮きスッテやドロッパーはオバマリグの上につける小さく軽いスッテやエギになります。

素材は発泡素材やプラスチック素材のものが多く、近年では海中で止めた時の安定姿勢が注目されています。
サイズは1.8号~2.5号で形状は丸型のものや、エビ型、カンナもシングルカンナやダブルカンナのものがあります。



イカメタルのもうひとつのリグ(仕掛け)オモリグ
イカメタルのリグ(仕掛け)はオバマリグが一般的ですが、近年人気になっているのがオモリグです。
オモリグは、オバマリグのドロッパーと鉛スッテを逆にセットし、ドロッパーの多くはエギをセットします。
エギをゆらゆらと漂わすことができますので、イカメタルでアタリが出ない時や、キャストして広範囲を探りたい時、一発大物を仕留めたい時に使用します。

イカメタルロッドは代用可能!ティップランロッド、アジングやメバリングロッドでもOK!
イカメタルロッドは他魚種のロッドでも代用が可能です。ただケンサキイカ等の繊細なアタリをとっていく上ではイカメタル専用ロッドをおすすめします。
詳しい内容は別記事でご紹介します。

イカメタルの釣り船の予約や乗り方・注意点まとめ
イカメタルは釣り船(遊漁船)あっての釣りになります。予約から乗船までをまとめました。
- 釣り船を決める
- 電話予約(船によってはLINEやメール可)
- 乗船確認(主に前日か当日の朝)
- 乗船受付
- 乗船
- 実釣
- 帰港
電話予約は船宿(釣り船)の営業時間内に行い早朝や深夜は厳禁です。


イカメタルの注意点
イカメタルは誰でも簡単に始められる釣りですが、注意点もいくつかあります。
別記事で詳しくご紹介します。

ますます人気のイカメタル!はっきり言っていちばん釣れます。
イカメタルははっきり言ってよく釣れます。アオリイカを狙うエギングやヤエン釣り、ティップランなど数あるイカ釣りの中でイカの種類は違いますがいちばん釣れると言っても過言ではありません。
現に僕自身イカメタルを始めてから未だボウズの経験はありません。
老若男女問わず楽しめて安全な釣り!それがイカメタルです。ぜひイカメタル始めて釣って食べて楽しんでください。




当サイトはこれからもコンテンツのタイトル通り皆さんのイカ釣りを応援してまいりますのでよろしくお願いします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それではまた~!
Let’s enjoy Squid fishing!
