終盤戦のヤリイカを狙いに福井・小浜へ行ってきましたので状況などをお伝えしたいと思います。
メインの釣り方は餌巻きスッテとイカメタル&メタルティップラン!果たして釣れたのでしょうか?
終盤戦のヤリイカをオーシャンスピアを使ったスローメタルティップランで攻略!ブームの餌巻きスッテとは?
今宵の小浜のヤリイカは爆風からスタート🦑
3月27日(土)お世話になるのは小浜の雲丸さん、メンバーは釣友のすわさんとお友達と私の3人。
18時に副船頭いつみんさんがF-cloud雲丸スパイダー号の舵をとりいざ出船!目指すはヤリイカ絶好ポイント!ポイントに着くまでにスッテに餌を巻きます。
18時30分頃実釣スタート!釣り座はなんとジャンケン優勝で右舷トモ!泥棒竿スパイダーのオモリグ餌巻きスッテから始めます。が…爆風(⊙ө⊙)
風で船が右往左往してラインも張ったり緩んだりでアタリが取れません。長いロッドだと風にあおられ安定しないのでオーシャンスピアのスパイラルモデルにチェンジ着底後、5~6回巻き上げるとイカパンチ!すかさずフッキングして慎重に上げると良型のヤリイカ!久しぶりの「ファーストヒット俺!」この状況の中でも明確にアタリが取れるのがオーシャンスピアなんですよね!
しばらくすると、すわさんのお友達がWヒット!すわさんもヒット!
その後はアタリがないのでスピニングで明暗部にキャストしてみますが強風でラインが流され厳しい状況が続きます。
再びオーシャンスピアにチェンジし、潮が動いていないのでオモリグからイカメタル仕掛けローテーションに変えてみるとヒット!
スッテも餌巻きからハードパンチャーにチェンジしてみるとヒット!しかし根掛かり・・・。
中盤~後半はようやく風が収まり根掛かり回避で下をホゴオモリに変えドロッパーを小さくして餌を巻いてみるとムギイカサイズのヤリイカがヒット!サイズダウンしたので通常の餌巻きスッテに変えると多分この日一番のイカをヒットするも痛恨のバラシ!船が流れたのでつけなおし直後に2連続良型ヒット!手を変え品を変えとことん集中した結果、ヤリイカ7杯、マイカ(ケンサキイカ)1杯の満足いく結果となりました。
人気沸騰の餌巻きスッテ
キーストンに始まりキーストンで終わりましたが実話
実はこの日一番のヒットエギはDUELのエビスッテ™です。港に向かう道中の303号線のフィッシングショップなかむらさんで餌巻きスッテを物色しているとこれからイカ釣りに行く方と餌巻きスッテ談義が始まりその方の一推しスッテがこれだったんですよ。買う買わないは好きにしてって言われて去って行かれましたがもちろん買いました(笑)
この日同船したすわさんのお話では地元で入手困難なスッテもあるみたいで今まさに餌巻きスッテブームが来てますね!
餌巻きスッテのエサとスッテのローテーション
この、餌巻きスッテ、餌をつければすぐ釣れるわけでもなく餌の種類も数種類、私は事前に作ったささみとサバの切り身、エサ屋さんのきびなごを持っていきました。
エサが数種類、スッテも数種類、その組み合わせだけで何通りにもなるので結構奥が深いんですよね。スッテのタイプやカラーからパターンを見つけてエサも何がいいのか考えてアタリがなければエサを変えての繰り返し。
最初に釣れたのがDUELのエビスッテ™+ササミ、その後他のエギに違うエサを付けたりしましたが混乱するばかりなので全てささみに統一してエギのチェンジを繰り返すことにしました。あれこれ迷うより釣れたエサに決め打ちしたほうが良いのかもしれませんね。
やっぱり凄い!オーシャンスピアのスローメタルティップランでヤリイカ攻略
この日のオーシャンスピアを使ったメインパターンは?
この日のヤリイカパターンはロングステイ、スッテにアクションをつけていかにピタッと止めて待つことが出来るかがポイントでした。静と動のメリハリをしっかりつけるイメージです。水深は55m。スッテのメインサイズは20号。私はこれまでブログやサイトで何回か書きましたが、通常の柔らかいイカメタルロッドだと、スッテを動かしているつもりでもそんなに動いていない、止めているつもりでもそんなに止まっていないと考えています。しかしオーシャンスピアはこの水深でもしっかり動かし、しっかり止めて、そしてしっかりアタリを取ることが出来ます。よくオーシャンスピアは浅い場所じゃないと使えないなんて意見を耳にしますが、その逆で水深が深くなればなるほど効果を発揮するロッドだと感じています。
オーシャンスピアを使ったスローメタルティップランの可能性!
最初のイカは、暴風で船が安定していない状況でも明確にアタリが出ました。そして驚いたのはスッテをサイズダウンさせて釣ったムギイカサイズのヤリイカ!これはオーシャンスピアでしか取れないアタリだと確信しましたね。なんとも表現が難しいですが、ティップが入るでも戻るでもなくつまんだまま止まるようなアタリです(笑)
メタルティップランはアップテンポで攻撃的なイカメタルですが、今回のようなスローな展開でもしっかり釣ることが出来ますね。スローメタルティップラン、そんな名前が相応しいかもしれません。(勝手に言ってるだけですm(__)m)
キーストンの餌巻きスッテとエサの作り方
餌巻きスッテの元祖、キーストンとは?
さて、餌巻きスッテは昨年のヤリイカ狙いで初めて使いましたが、釣友に教えてもらった良く釣れるスッテがキーストンの餌巻きスッテでした。今年はDUELからも新たに餌巻きスッテがリリースされていて、餌巻きスッテブームの兆しを感じずにはいられません。そんなキーストンは佐賀県のメーカーでHPのエギの説明や動画を見て非常に気になっています。特にイカがグローに反応を示すことはキーストンの説明で確信しましたね。是非一度ご覧になることをおすすめします。
餌巻きスッテのエサの作り方
餌巻きスッテの餌は魚の切り身やキビナゴ、鳥のササミ等があります。海の中には無い鳥のササミがなぜ餌になるのか不思議ですが一説によるとイカがたんばく質を取るために食いが良くなるそうです。
餌の作り方は至って簡単です。今回は鯖の切り身と鳥のササミを使った餌巻きスッテの餌の作り方をご紹介します。
用意するもの
- 鳥のササミ
- 鯖(3切れほど)
- 塩(1kg)
- タッパー大2小3
- フレッシュマスター
まず鳥のササミで餌を作ります。スーパーのパック売りのものを使い、エギに乗るサイズに切ります。
次にタッパー(大)にフレッシュマスターをセットしその上に塩を敷き詰め、切った鳥のササミを並べます。
その上から塩を入れ、鳥のササミを埋めてしまいます。
この状態で蓋をして、冷蔵庫で1日~2日寝かせます。
1日~2日寝かすと切り身から水分が抜け硬化してエギに巻きやすくなります。後は使う分だけタッパー(小)に小分けして完成です。
鯖の切り身やキビナゴ等も同様にして作る事が出来ます。
餌巻きスッテでイカメタルを楽しもう
今回はヤリイカ釣行記とスローメタルティップラン、餌巻きスッテのエサの作り方などご紹介しましたがいかがだったでしょうか?餌巻きスッテは良く釣れて楽しいイカ釣りの方法です。是非餌をご自身で作って究極の1杯を釣り上げてください。なお、船宿によっては餌巻きスッテを禁止している船もありますので事前に確認のうえ楽しんでくださいね。
そして、今回の模様はTSURINEWSに違った内容で掲載予定です。餌巻きスッテを使ったイカメタルのキモや、タックル、仕掛け、ちょっとしたワンポイントなどを書かせていただいてますので是非ご覧くださいね!TSURINEWSにアップされましたらまたtご案内させていただきます。
最後になりましたが、今回お世話になった雲船長、いつみんさん、いつもお誘いしてくれるすわさんはじめ同船者の皆様、ありがとうございました。
最後までお読みいただきありがとうございました。それではまた~!
Good fishing with Ripple!