今回は約2年ぶりとなる五ケ所湾ティップランエギングの釣行記や状況、ポイント別の攻略法をご紹介します。
(釣果写真は撮影時のみマスクを外しております)
2021.11.02五ケ所湾ティップラン実釣編!
今回お世話になる船宿さんは五ケ所湾釣り船会の渡船屋たにぐちさんです。
- 天候:晴れ時々曇り
- 湾内波風少々、湾外爆風予報
- 湾内水深15m~25m前後
- 湾内水深20m~35m前後
- 水質クリアで濁りなし
- 潮:中潮の下げ潮~上げ潮
- 潮はゆるめ
6:00出船で湾内ポイント到着!前半のティップランエギング
出船前の船長の説明
この日は平日ということでアングラーは僕を含めて4人。釣り座はお立ち台、つまりミヨシです。
船長から最近のティップランの状況(厳しい)と、当日攻めるポイントの説明がありいざ出船。
説明があるとアングラーも安心ですね。
ファーストヒットは突然に!
最初のポイントは五ケ所湾の湾内ポイントです。水深は20m前後でティップラン開始!すると早速トモ(最後尾)の方が早くもヒット!船長からも「早いな!~の声が」
ようやく僕にもHIT!なんとWヒットです!
数回にわたり湾内ポイントを流していたら左となりの方にヒット!続くかな?っと思っていたらティップが入りなんとWヒットです!
後半は湾外ティップランでナイスサイズが!
最初の湾外ポイントは超爆風!
湾内ポイントをひととおり流した後は湾外ポイントへ!最初の説明通り水深が深くなるので重めのシンカーの用意をとの船長アナウンス!
ところが出てみると爆風でシンカー60gでも底がとれない状況💦船長たまらず風裏へ移動!
風裏ポイントでナイスサイズ
風裏ポイントは水深25m前後。ポイント到着後、トモの方にナイスサイズがヒット!上げてくる途中、ナイスサイズのアオリイカが追尾しています。
すかさず隣の方がキャストするとキロサイズがヒット(追尾イカ?)
その後も粘りますが・・・。
その後、30m以深の深場を責めますが反応なく再びアタリのあったポイントへ!するとトモの方にキロサイズがヒット!その後も粘りますが、サバフグの攻撃になやまされあえなく終了となりました。(ラスト30分のカマスサビキもこの日は不発でした)
タックルデータ
- ロッド:オーシャンソード OS-66M・オーシャンブレイドOBL-65ML・オーシャンスピアOSP-53SP
- リール:ダイワ エメラルダスMX2508PE‐DH
- ハンドル:LIVRE WING100 Finoノブ(ガンメタP+ブルーG)
- ライン:0.4~0.6号ダイワUVF エメラルダスデュラ センサー×8 LD +Si2
- リーダー:2.0号サンライン ソルティメイト エギリーダーFC HARD
- エギ:ティップランナー3.5号#03 パープル/パープル他
- シンカー:オーシャンシンカー10g~50g・ジークラック ノーズコーンシンカー40g他
谷口船長はじめ同船者の皆様、ありがとうございました。
五ケ所湾のティップラン ポイント別攻略法!
さて、ここで釣れないながらもあれこれ試行錯誤を繰り返し、僕なりに攻略法を考えてみましたのでご紹介します。
五ケ所湾のティップラン 湾内ポイント攻略法!
五ケ所湾の湾内ポイントはティップランの基本がいっぱい
五ケ所湾の湾内ポイントは条件が良ければティップラン初心者におすすめのポイントです。水深8~20m前後で湾外は爆風でも湾内は程よく風が吹き、理想通りのティップランエギングが楽しめます。よくいい感じに流れてるなって言われる船の流れ方で、1キャスト3フォールが可能です。
五ケ所湾の湾内ポイントの特徴と攻略法
ポイントにもよりますが、水深20m~岸寄りに流す場合は緩やかなかけ上がり(逆の場合はかけ下がり)になっていますので、かけ上がりの場合は徐々にシャクリ回数を減らし、かけ下がりの場合は増やすと底から一定の間隔でエギを水平移動でき、アオリイカにアピールできます。また、水深が10mより浅い場合は、すかさずエギをキャスティングしてカーブフォールで狙うと良いでしょう。
- かけ上がり(かけ下がり)のポイントはエギのシャクり回数を調整しよう
- 水深が10mより浅い場合はエギをキャストしてカーブフォールで狙ってみよう
五ケ所湾のティップラン 湾外ポイント攻略法 !
五ケ所湾の湾外ポイントの特徴
五ケ所湾の田曽大突堤を超えて湾外へ出ると、水深も30m~40m前後になります。広大な海原は風の影響をモロに受けますので風と船の流れ方によるタックルチェンジやシンカー調整が攻略のカギになります。
五ケ所湾のティップラン 湾外風裏ポイントの特徴
先日の五ケ所湾ティップラン釣行は前述したとおり湾外爆風だったので風裏ポイントへと移動しました。
風裏ポイントは文字通り山の裏に入り、風をよけます。
ポイント到着後は風の影響をほぼ受けませんが船が沖へと流れるにつれ、徐々に風が強くなります。山の風よけが無くなるからです。
(重要)五ケ所湾のティップラン 湾外風裏ポイントの注意点
ここで勘違いしやすいのは、ポイント到着後は風が止んでいて徐々に風が吹き始めたと思い込むことです。
風が止んだので軽いシンカーをつけて釣り始めると徐々に風が強くなり重いシンカーをつけなおし、船がポイントを移動するとまた風が止みまた軽いシンカーをつけなおす・・・。これが一番悪いパターンです。風の吹き具合の思い込みにより何回もシンカーを交換して結局アオリイカを釣るチャンスを見逃しているんですね。
五ケ所湾のティップラン 湾外風裏ポイントの攻略法!
さて、こうなるとシンカー調整による攻略が難しくなります。さてどうしましょう?
僕なりの答えは船が沖まで流れ切ったところの風を想定したシンカーを付け、船の流れ出しの風が弱い時はキャストすることです。そして徐々にキャストの距離を縮めていき船が沖へと流れついた時にはバーチカル(船の真下)へエギを落とし込むことです。そうすると、シンカーの交換の手間も省けますし、何よりアオリイカへのコンタクトチャンスが増えてヒット率も上がります。
- 沖まで流れ切ったところの風を想定したシンカーをチョイス
- 風裏で船の流れ出しの風が弱い時はキャストしてみよう
- 沖へ流れるにつれキャスト幅を調整しよう
五ケ所湾のティップラン動画 [Dz SALT 2ND]三重県伊勢志摩ボートエギング~住澤直樹氏
先日の釣りビジョンでオンエアされた [Dz SALT 2ND] がYoutubeでも配信されていますのでご紹介します。五ケ所湾の空撮映像や、ティップラン爆釣シーンは圧巻で湾内や湾外のポイントを見事に攻略されています。
ご紹介したポイント別攻略法を意識しながら見ることをおすすめします。
五ケ所湾のティップランはこれからが本番です
今回はティップランエギング釣行記in五ケ所湾(南伊勢)&ポイント別の攻略法を考察と題してご紹介しましたがいかがだったでしょうか?近年、特に今年は厳しいと言われている五ケ所湾のティップランですが、谷口船長のお話では各地でキロアップも出始めているのでまだまだこれからが本番とのこと、皆さんも是非五ケ所湾のティップランエギングを楽しんでみてはいかがでしょうか?。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それではまた~!
Good fishing with Squid Funk Web !