ティップランエギング

ティップランエギングでアオリイカを釣ろう!始めたい方必見!タックルや釣り方をご紹介!

ティップランエギングとは

ティップランエギングはボートや遊漁船から行うエギングになります。

釣り方は、エギを海底まで落とし込んだ後にしゃくり上げ、船の流れとともに水平移動させながらアオリイカのアタリを待ち、アタリがあった瞬間に掛け合わせる釣りになります。

ティップランエギングのルーツ!三重県 五ケ所湾がティップラン発祥の地

ティップランエギングのルーツについて調べてみましたのでご紹介します。

2011年の新聞記事に、当時初めて開催された三重県 南伊勢町 五ケ所湾でのボートエギング大会の模様が記されています。


この記事を読むと、ティップランは三重県志摩地方で考案され、五ケ所湾がティップラン発祥の地とされていることが良くわかります。

非常に興味深い記事ですね。

出典:2019年秋開催 五ケ所湾ボートエギング大会より

メインターゲットはアオリイカ

ティップランエギングのターゲットはルアーフィッシングとしてもゲーム性の高いアオリイカになります。
アオリイカは、数釣りが出来る秋の小型サイズからキロを超える産卵期の大型アオリイカ、また4キロにも成長するアカイカ系が存在し、アカイカ系を除いて北海道以南の各地で釣ることが可能です。

イカの中でも高級魚のアオリイカは、食べることでも人気の高いイカになります。

小型~中型サイズのアオリイカ
アカイカ系アオリイカ3kUP!
和歌山 すさみ沖でレッドモンスターゲット!

通常のエギングとはどう違う?

ショアエギングは漁港や防波堤、磯やサーフからエギをロングキャストして主にフォールで狙う釣り方ですが、ティップランエギングは、ボートや遊漁船で船を流し、エギを水平移動させながら狙う釣り方になります。


ショアエギングはポイントや、エギのアクションが重要なファクターになりますが、ティップランエギングは、エギの操作に加え、風の有無や潮の流れが釣果を左右する大きなポイントになります。

近年人気沸騰中のイカメタルやメタルティップランとはどう違う?

イカ釣りで近年人気沸騰中のイカメタルは、ティップランエギングと同じく船からイカを釣る方法ですがティップランとイカメタルはどこが違うのでしょうか?

ティップランエギングとイカメタルの違い

ティップランエギング
イカメタル&メタルティップラン
・ターゲットはアオリイカ
・ターゲットはケンサキイカやスルメイカ、ヤリイカ
・船を流しながら釣る
・船をアンカリングして釣る(例外あり)
・エギ、シンカー
・鉛スッテ、浮きスッテ、ドロッパー
・主にデイ(朝から夕方)
・基本的にナイト(夜間)でライトを点灯
・エギを着底させてシャクって止めてアタリをとる
・スッテを狙ったタナに落とし込み、テンションフォールやステイでアタリを待つ。

このように、似ているようで全く違った釣り方になります。

ティップランエギングができる時期・時間帯

ティップランエギングが出来るシーズンや、良く釣れる時間帯について、順を追ってご紹介しましょう。

時期

ティップランエギングは9月後半から新子(胴長15㎝程度)のアオリイカが釣れ始めます

10月に入ると新子のアオリイカがぐんぐん成長し、数、型とも楽しめるベストシーズンになり、11月から12月の初旬にかけてキロアップの大型アオリイカが狙えるシーズンになります

2月~5月にかけては通称春エギングと呼ばれ、産卵を意識した2キロ~3キロ代の大型アオリイカが狙えるシーズンになり、6月以降の夏季は一般的にシーズンオフになります。

時間帯

次にティップランエギングが楽しめる時間帯ですが、アオリイカに限らず、釣りは夜明けから日の出までの朝マズメ、夕方から日の入りまでの夕マズメがよく釣れる時間帯とされています。

また、潮の動きにも注意が必要で、干潮を迎える潮止まりまでの時間帯や、潮止まりから潮が動き出すわずかな時間帯も狙い目です。

夜間のナイトティップランエギングもイカの警戒心が薄れ、よく釣れる時間帯になりますが、ナイトティップランが出来る遊漁船は限られていますので注意が必要です。

ティップランエギングができる場所

ティップランは主に遊漁船で行いますが、ここではレンタルボートやプレジャーボート等で狙うポイントをご紹介します。

潮通しの良いポイント

アオリイカの回遊ルートは潮通しが良く常にフレッシュな潮が入ってくる場所にあります。
海中の酸素量が多くベイトも多い潮通しの良いポイントはエギングのポイント選びの基本になります。

藻場のポイント

藻場は産卵のイメージがありますが、アオリイカにとっては身を隠し、外敵から守ったり、ベイトを狙い撃つために潜んだりと格好の住処になっています。
藻場を探すのもエギングのポイント選びの重要項目です。

岩場などのハードストラクチャー

アオリイカにとってハードストラクチャーとなる岩礁帯は藻場と同様に格好の隠れ家になります。
特に地磯から狙う場合は潮の流れが入り組んだ岩礁帯が、ベイトが集まりやすく絶好のポイントになりますが、根掛かりには注意が必要です。

ベイトフィッシュが集まるポイント

フィッシュイーターのアオリイカは、ベイトを追って回遊します。
アオリイカが好むアジなどが多い場所は絶好のポイントになりますので抑えておく必要があります。

シーバスや青物が同時にいる場所では、アオリイカも怖がって離れてしまうので注意が必要です

ティップランエギングのやり方

ティップランエギングのやり方について基本操作やエギのアクション、アタリの取り方についてご紹介しましょう。

ティップランエギングの基本動作

エギングの基本動作はまずエギを落とし、着底させ、シャクリを入れて止めた後アタリを待つ動作になります。

ティップランエギングのエギのキャスト

ティップランでは基本エギのキャストは行わず、船の下に落とし込むイメージですが、船が流れない時や、シャローエリアを狙う時はキャストを行うことがあります。
船上でのエギのキャストはアンダーキャストでキャストします。

ティップランエギングのアクション

エギを落として、スプールを返さずフリーに落とすフリーフォールを行い、着底後はスプールを返して、ラインスラッグを取りながらワンピッチジャークで数回エギをシャクリ上げ、ピタっと止めてアタリを待ちます。

エギを確実に着底させることがポイント

アタリの取り方

ティップランエギングでのアオリイカのアタリは、エギを着底させ数回しゃくりあげ、ピタっと止めた時にアタリが出ます。

アタリはティップが入る(引かれる)アタリとティップが戻る(ラインテンションが抜ける)アタリが出ますので、アタリがあれば合わせを入れて確実にフッキングします。

船長直伝!渡船屋たにぐちのティップランエギング解説

冒頭でご紹介したティップラン発祥の地「五ケ所湾」で遊漁船を営む渡船屋たにぐちのHPで紹介されているティップラン解説をご紹介します。

ティップランとは 釣り方の解説

ティップランエギングで釣果を伸ばすコツ

ティップランエギングで釣果を伸ばすワンポイントをご紹介します。

エギのカラーの選択

その日の状況に応じたエギのカラーをいち早く見つけ出すことがティップラエギングのヒット率を上げるポイントになります。
天候や、潮の濁り、時間帯に応じたエギを選択し、その日のパターンを掴むことが好釣果につながります。

エギのウェイト

エギのウェイトは、潮の流れや風、水深に応じたウェイトを選択する必要があります。特にウェイトは底を取る ティップランエギングにおいて重要なファクターになりますので、シンカーを使いウェイトを調整しながら行うと良いでしょう。

最近は、エギを重くするシンカーのほかに軽くすることが可能なエギ王チューンヘッドがリリースされていますので、シャローでエギをゆっくりと沈めたい時や、フォールやステイ時間を長くしたい場合はこのアイテムを使用し、他のアングラーに差をつけることが好釣果につながります

ティップランエギングをする際に注意したいこと

ティップランエギングは何よりも安全第一で

船から行うティップランエギングでよく釣れる釣り座はみよし(船の最前列)が多いです。

しかしみよしは足場が高かったり、滑りやすいので特に注意が必要です。

必ずライフジャケットを装着し、安全第一で行うことが重要です。

命あっての釣りですから、決して無理をしないことです

ティップランエギングのイカの取り込みは墨を吐かせてから

イカの取り込み時はイカが吐く墨に注意が必要です。

アオリイカはケンサキイカ等のツツイカ系のイカよりも墨を多く吐く傾向がありますのでランディングネットの中で十分に墨を吐かせたり、抜きあげで取り込んだ時も口を海側にして絞るようにして墨を吐かせます

十分に墨を吐かせてから取り込むことによって、船上を汚さないように心がけましょう。

船上が墨で汚れた場合は海水等をかけて素早く洗い流しましょう。(必ず船長に了解を取りましょう)

アオリイカの墨攻撃を受けた結果・・・。

ティップランエギングは漁港関係者とのトラブルにも注意!

ゴムボートなどで行う場合の ティップランエギングはポイント近辺の駐車場所に気を付ける必要があります。

駐車場のあるところは良いですが、路上駐車や迷惑駐車などはもってのほかです

また、釣り場ででたゴミは必ず持ち帰るようにし、イカの墨後も流すようにしましょう。

近年エギングに限らずアングラーのマナーの悪さや漁港関係者とのトラブルで釣り禁止になる場所が増えています。漁港関係者からの注意は素直に受け入れ、トラブルのないようにしましょう。

ティップランができるおすすめの釣り船

五ケ所湾釣り船会

ティップランエギングで釣って楽しく食べておいしいアオリイカを狙ってみてはいかがでしょう。

ティップランエギングでアオリイカを釣ろう!始めたい方必見!タックルや釣り方をご紹介!」と題してティップランエギングの基本的なことをご紹介しましたがいかがだったでしょうか?

ティップランエギングはタックルもシンプルで、初心者でも始めやすい釣りになります。

ぜひ今回の記事を参考にしていただければ幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。それではまた~!

Good fishing with Squid Funk Web !

ABOUT ME
しんちゃん
関西在住のスクイッドアングラー(イカ釣り師)。2019年よりTSURINEWS Webライターとして活動。2019~2020 TSURINEWSコンテンツ大賞TSURINEWS賞連続受賞。イカ釣りメインに日本海は福井県、太平洋では三重県を中心としてイカメタルにティップラン、年中イカ釣りを楽しんでいます。時々ジギングやります。