2023年2月前半、フィッシングショー大阪を満喫していた時に入ってきたヤリイカ絶好調の情報!
その後も好釣果が続いている福井 茱崎沖!
これはイカナイトと2月11日(土祝)に早速行ってきましたヤリイカメタル!
今回お世話になるのはお久しぶりのディープオーシャンさん!
当日の釣行記とヤリイカメタルパターン、ヤリイカを活かして持ち帰る際のワンポイントや今後の展望などをご紹介します。
ヤリイカメタル実釣編!ここ最近の好調とは真逆の展開に!
2023年2月第一週の前半は絶好調の茱崎沖!10日の雨を挟んでの翌11日は天候も良く絶好の釣り日和となりました。
- 天候:晴れ
- 波風なくウネリ少々
- 潮緩め
- 釣り座は右舷トモ3
- 水深35m
- スッテ15号からスタート
釣れ出しは遅くマイカ後ヤリイカファーストヒット!
この週の前半は絶好調でまさにボッコリーヌ状態でしたが前日の雨からペースダウン。
この日の釣れ出しも遅いかも・・・。
そんな中、船中ファーストヒットはマイカ!
その後幸先よくヤリイカ船中ファーストヒット!
ロッドはクレイジーオーシャン オーシャンスピア!
ヒットスッテはメタラー二日酔い15号
中盤ペースは上がらずポツリポツリとヤリイカヒット!
なかなか次のヒットがなく淡々と時間が過ぎていきます。
ロッドを変え、誘い方を変え、色々やってみますがなかなか手強いこの日のヤリイカ!
探見丸を見るとボトムを中心にイカの反応があり、イカはいます。後はパターンを見つけるだけ・・・。
この日のヤリイカメタル、ヒットカラーはなんとケイムラ系
あの手この手を尽くしてもヒットにつながらない、これはアタリカラーを引き出すしかないかなっと思っていたら左舷側でヒット!スッテのカラーを見るとケイムラの四ツ目💦
右隣の方も明らかにケイムラ、同船したY野さんもこれに気づきここからケイムラ系のスッテとドロッパーで連続ヒット!
僕はというと、この手のスッテは無く大汗・・・。
後半はようやくレッドグリーン系で連続ヒット!
後半に入りようやく釣友から聞いていたレッドグリーン(赤緑)系がアタリ出しクレイジーオーシャンハードパンチャーやジークラックのヨコドリスッテでヒット!
スッテはバレーヒルのメタリン グリ-ンチャートが好反応!やはり強いですね!
オーシャンスピアで追い上げ何とか活イカとお土産確保!
この日のトップはヤリイカ30杯弱!僕はなんとか16杯!手強いながらも何とか活イカとお土産は確保することができ久しぶりのイカメタルを堪能することができました。
ディープオーシャン浜野船長はじめ、同船していただいた皆様ありがとうございました。
繊細なアタリが特徴のヤリイカメタル!この日のパターンはイカに!
ここからは当日のヤリイカメタルの状況をもう少し詳しくご紹介します。
ヤリイカはスローアクションとロングステイ?いやいやしっかり誘わないと釣れません!
冬のイカメタルの風物詩、ヤリイカメタル。
基本的にスローなアクションとロングステイが有効と考えがちですがただこれを繰り返しても釣れません。
昨年のblogにも同じことを書いていますがしっかりスッテをアクションさせてしっかり止める。
つまり静と動のメリハリをつけることがポイントです。
久しぶりに再会し、この日同船したY野さんは、クレイジーオーシャンエキスパートチューンモデルでしっかりシャクってからのフリーフォール、テンションフォールからのステイで時にヤリイカWの連続ヒットもあり数を伸ばされていました。
一見すると派手なシャクリに見えがちですが、エキスパートチューンモデルだとこれくらいシャクらないとイカからの反応が得られないんだなって改めて思いました。
この日のヤリイカメタルのアタリは超繊細!
この日のヤリイカのアタリはいつにも増して超繊細!
最初はエキスパートチューンフォールエディションや泥棒竿スパイダーDORO-B603Lでボトムを探っていましたがアタらない。
特にボトムをとって(着底)して数回シャクってからのステイでアタらない・・・。
しばらく繰り返しているとなんとなく違和感がある時がありこれは・・・?
アタらないのではなくアタリがとれてません💦それくらいアタリが小さくほんの少し触れているような感じ・・・。
ならばとオーシャンスピアに変えたとたんヤリイカファーストヒットをいただきました。
やっぱり柔らかいロッドには出ないアタリをとれるのがオーシャンスピアである事を確信しましたね。
ヤリイカメタルはオーシャンスピアのクイックアクションからのステイが有効!
柔らかいエキスパートチューンフォールエディションや泥棒竿スパイダーでは後半の疲れもあり大きくシャクるのもままならなくなったのでオーシャンスピア1本勝負!
オーシャンスピアならご存じの通り硬いので少しのふり幅でスッテをアクションさせる事が可能です。
特にボトムを取ってか数回シャクって止めた瞬間にアタリが集中して気持ちよくヤリイカのメタルティップランを楽しむことができました。
Instagram crazyocean.jpでUPされている茱崎 オーシャンクイーン枩田船長の動画をご紹介します↓↓↓
ツンデレヤリイカは好き嫌いが激しい?シルエットとカラーチョイスがキーポイント!
イカメタルはイカの種類にもよりますがスッテやドロッパーのイカの反応を見極めるパターンは二通りあります。(持論です)
- 数種類のカラーに反応を示し、ローテーションすることによりイカにあきさせないようにすると好釣果につながるパターン
- ある特定のカラーやシルエットにしか反応せずこれが合っていないと見向きもしないパターン
この日のパターンはまさに②の
「ある特定のカラーやシルエットにしか反応せずこれが合っていないと見向きもしないパターン」
でいわゆるアタリカラーと呼ばれるスッテやドロッパーを持っていたらヒットを連発、持っていなかったら撃沈になるパターンでした。
このパターンの場合でもずっと海中でアクションを繰り返すのではなくピックアップして落としなおす事がポイントです。
ピックアップすることでスッテに蓄光させることができ、落としなおす事でイカにアピールさせることができるからです。
特定のカラーとはいえ、時間とともにアタリカラーも変わり、この日は赤系から始まり中盤はケイムラ系が爆発、最後はレッドグリーンの赤緑でした。
- メタラー二日酔い
- スクイッドシーカーメタリン
- 海老助 ボタンエビ(ブルーグロー)
- ハードパンチャーレッドグリーン
- ヨコドリスッテ60mmレッドグリーン
ヤリイカを活かして持ち帰る時のワンポイントはイカに!
ヤリイカは活イカとして生かして持ち帰る事が可能です。この時のワンポイントを船長からアナウンスで教えていただいたのでご紹介します。
ヤリイカは終了30分前にポリタンクやケースに入れ海水を入れながら墨を吐かすことがポイント
ヤリイカを生かして持ち帰る際に大切なことはイカに墨をはいてもらうことです。
ただポリタンクに海水とイカを入れ酸素ポンプをONにするだけではイカが墨を吐いてしまう恐れがあり墨を吐いてしまうと死んでしまいせっかくの活イカが台無しになってしまします。
ポイントは生簀の海水にあります。
- 終了30分前にポリタンクに海水を注入。
- イカを数杯いれる(入れる数はタンクの大きさに合わせて入れすぎるのはNG)。
- 船の循環式生簀ポンプの口やホースをイカを入れたポリタンクやケースに突っ込みイカに墨を吐かす(吐かなくてもイカがタンクに順応していればOK)
- しばらくこの状態で置いておく。
- タンクの運搬は慎重に!衝撃で墨を吐くかも!
イカを持ち帰るのは冬限定!水温が高いと絶対NG!
ヤリイカは比較的墨を多く吐かないので生かして持ち帰る事が可能です。
しかし海水温が20℃を超えると海水の雑菌が繁殖して、もしイカをこの状態で食べると雑菌まみれになったイカを食べることになり危険です。
まあヤリイカは冬のターゲットなので水温が20℃を超えることはありませんが、春や夏場のケンサキイカ(マイカ)などを生かして持ち帰る事はやめておいたほうがい良いでしょう。
これらは浜野船長のアナウンスから勉強させていただいたことで現場にしかない情報は大切ですね。
船長、いつもありがとうございます。
ヤリイカメタル今後の展望はイカに!
さて、今が旬のヤリイカメタル!今後の展望を僕なりにご紹介します
今年はヤリイカのあたり年?行くなら今しかない?
今年は絶好調のヤリイカメタル、若狭湾~敦賀~越前で連日にぎわっています。
ふじもんさんblog
しかし日ムラがあるのがヤリイカメタルの特徴で昨日は大爆釣!今日は大撃沈、そんなことが多々あります。
そして日ムラだけでなく時間ムラ!半夜便は釣れ出しが遅く釣れ出したところで終了!その後の深夜便は大爆釣!またその逆もあります!
こればかりは船長もアングラーもわかりません!出てみないとわからないのがヤリイカメタルです。
とはいえ今年は期待大ですので行くなら船が比較的少ない平日の深夜便が狙い目と考えています。(なかなか行けませんが)
間もなくヤリイカは産卵行動に!そうなる前が激熱!
2月も後半に入り3月上旬になるとヤリイカは産卵を意識した行動に入り、イカたまと呼ばれる塊になって海中を右往左往する現象が起こってきます。
先日の茱崎沖でも探見丸にはっきりと赤い巨大な塊が移っていてこうなるとイカは産卵行動に夢中になりベイトを追わず餌を食べなくなってしましまいます。
もちろんイカ玉以外のいかも居ますが食いが渋くなってしまいます。
そうなる前の今がチャンス!と思いながら悶々とした日々を過ごしてますが・・・。
冬の風物詩ヤリイカメタルをぜひ楽しんでください
今回は先日行ったヤリイカメタル釣行記とヤリイカメタルパターン、ヤリイカを活かして持ち帰る際のワンポイント、今後のヤリイカメタル展望などをご紹介しましたがいかがだったでしょうか?
冬の日本海!ここ最近は雪も少なく道中も難なく走れます。(冬用タイヤやチェーンは必需品)
寒さ対策を万全にしてぜひ冬のヤリイカメタルを楽しんでくださいね。
当サイトはこれからもコンテンツのタイトル通り皆さんのイカ釣りを応援してまいりますのでよろしくお願いします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それではまた~!
Let’s enjoy Squid fishing!